マレーシアのトップグローブ社、新型コロナウイルスによる労働者の死亡を報告
リズ・リー著
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クアラルンプール(ロイター) - マレーシアのトップ・グローブ・コーポレーションは月曜日、従業員1名が新型コロナウイルス感染症に感染して死亡したと報告した。これは、寮や工場での集団感染以来初の死者となった。
世界最大の手袋メーカーはロイターに対し、ネパール出身の29歳の労働者が肺線維症を伴う新型コロナウイルス肺炎により土曜日に亡くなったと電子メールで明らかにした。
アナリストらによると、新型コロナウイルスワクチンの入手可能性が高まっているとの報道や、トップ・グローブ社の移民労働者の条件に関するロイター通信や他のメディアの報道を受けて、トップ・グローブ株は他の手袋株と同様に最大9.4%下落した。
ロイター通信は日曜、トップ・グローブ社がネパール人従業員と他の従業員が、同社施設の狭い寮や社会的距離の欠如について懸念を表明しようとしたため、同従業員を解雇したと日曜に報じた。
同社の工場で発生した集団感染は現在、マレーシア最大のクラスターに成長し、5,000人以上の従業員が検査で陽性反応を示した。
政府は厳格な移動規制を導入し、検査と隔離を支援するために先月、影響を受けた工場を段階的に閉鎖するようメーカーに命令した。
先週、メーカーは決算会見で、検査を受けた従業員の94%が現在は職場に復帰できる状態にあると発表した。
小規模な競合会社ハルタレガ・ホールディングスは月曜日、検査を受けた8,700人以上の従業員のうち35人の感染が判明したと発表した。 同社は声明で、一部の生産ラインを一時的に停止したが、損失は年間生産量の0.5%未満と見積もっていると述べた。
死亡したトップ・グローブの従業員は、首都クアラルンプールの西40キロ(25マイル)にあるクランにある製造施設で2年以上働いていた。
リズ・リーによるレポート。 編集:リチャード・プーリンとエド・オズモンド
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