Synopsys, Inc. (NASDAQ:SNPS) 2023 年第 1 四半期決算報告のトランスクリプト

Synopsys, Inc. (NASDAQ:SNPS) 2023 年第 1 四半期決算報告通話記録 2023 年 2 月 15 日

オペレーター：皆様、2023 会計年度第 1 四半期のシノプシス収益カンファレンスコールへようこそ。現時点では、すべての参加者はリスニング専用モードになっています。念のために言っておきますが、今日の通話は録音されています。この際、会見の進行を投資家向け広報担当ディレクターのフィル・リーに引き継ぎたいと思います。先に進んでください。

フィル・リー：こんにちは、皆さん。今日はシノプシスの会長兼最高経営責任者（CEO）であるアール・デ・ジュス氏が出席します。シェラグ・グレイザー最高財務責任者。始める前に、この電話会議中にシノプシスが会社とその財務結果に関する予測、目標、その他の将来の見通しに関する情報について話し合うことを皆さんに思い出していただきたいと思います。これらの記述は、現時点での将来の結果および業績に関する当社の現時点での最善の判断を表していますが、当社の実際の結果は多くのリスクおよび不確実性の影響を受けており、実際の結果が当社の予想と大きく異なる可能性があります。この電話会議で当社が強調するリスクに加えて、当社の将来の結果と業績に影響を与える可能性のある重要なリスク要因は、Form 10-K による当社の最新の年次報告書およびその後提出される四半期報告書を含む、SEC への最新の提出書類に記載されています。フォーム 10-Q で。

さらに、議論の中で非 GAAP 財務指標についても言及します。これらの非 GAAP 財務指標の一部と、最も直接的に比較可能な GAAP 財務指標との調整、不当な努力なしには調整できない特定の非 GAAP 財務指標の説明および補足財務情報は、決算プレスリリースの財務情報に記載されています。本日初めにリリースしたサプリメントと 8-K。これらすべての項目と最新の投資家向けプレゼンテーションは、当社の Web サイト (www.synopsys.com) から簡単に入手できます。さらに、準備された発言は電話会議の終了時に当社のウェブサイトに掲載されます。それでは、電話をアール・デ・ジェウスに引き継ぎます。

アール・デ・ジュウス:こんにちは。第 1 四半期は、今年非常に堅調なスタートを切りました。 2022 年からの強みと勢いに基づいて、当社はすべての指導目標を達成、またはそれを上回りました。売上高は13億6000万ドル、非GAAPベースの営業利益率は35.2%で、GAAPベースの1株当たり利益は1.75ドルとなった。また、非 GAAP 利益は目標範囲の上限である 2.62 ドルを上回りました。継続的な堅実な設計活動に基づいて、当社は今後も自社のビジネスに自信を持っています。当社は、非GAAP EPSのガイダンスを引き上げるとともに、収益と非GAAP営業利益率の改善に関する通期ガイダンスを再確認しています。過去数年間で、シノプシスは大幅に成長し、進化しました。同様に、当社は財務報告も進化させています。第 1 四半期から、当社は設計ソフトウェア、検証ソフトウェアとハードウェア、およびその他の EDA 製品を含む設計オートメーションの 3 つのセグメントで事業を報告しています。

ライブラリ、組み込みメモリ、接続ソリューション、プロセッサコア、セキュリティデバイスを含む幅広いポートフォリオの設計 IP。ソフトウェアの完全性は、以前のレポートから変更されておらず、ソフトウェアの品質とセキュリティを向上させるソリューションを提供します。相対的な割合を表すと、デザインオートメーションは当社の収益の約 65% を占めています。設計知財は約 25%、ソフトウェア完全性は約 10% です。これらの数字はおおよそのものですが、65%、25%、10% という分割は覚えやすく、現在のビジネスに対する私たちの考え方をよく表しています。当社は 3 つのセグメントすべてにおいてリーダーとしての地位と優れた見通しを持っています。設計自動化の市場リーダーとして、当社は、より一層複雑なシリコンおよびシステム設計に向けた継続的な技術革新を見込んでいます。

最も広範な IP ポートフォリオを持つ企業として、当社は、より高度なシリコンテクノロジで、より多くの通信帯域幅、処理、ストレージ、およびセキュリティを必要とする設計の継続を考えています。また、ソフトウェアインテグリティビジネスに関しては、当社は開発者、DevOps グループ、企業セキュリティチーム向けの主要な製品ポートフォリオを備え、最新のソフトウェアセキュリティを実現する重要な役割を果たしています。シェラグ氏は財務状況についてさらに詳しく説明します。すでに 12 年前、市場の全体像を見て、私たちはビッグデータと機械学習の交差点がスマートエブリシングの時代につながるものであると認識しました。今日、スマートなあらゆるものが本格化しています。 ChatGPT などのアプリケーションによって最近紹介された素晴らしい新機能を見たことがあるかもしれません。

これは、Smart Everything がどこまで進んでいるのか、そして機会の領域がどれだけ遠くまで到達しているのかを明確に示しています。実際、あらゆる垂直市場がコンピューティングに対する飽くなきニーズを抱え、ますます洗練されたソリューションに向かって進んでいる中で、これは現実に起こっています。現在の市場の底流により、多くの企業が効率性を追求するようになっていますが、当社の半導体およびシステムの顧客は、これらすべてを可能にする複雑なチップとソフトウェアの設計への投資を引き続き優先しています。シノプシスはこの探求の真っ最中であり、スマートなすべての世界を実現する重要な触媒となることが当社の目的であると考えています。私たちの役割は、お客様やパートナーとともに、シリコンの深い物理学から複雑なハードウェアソフトウェアシステムのパフォーマンス、パワー、セキュリティの高さに至るまで、これらすべてを最先端のソリューションに反映させることです。

過去数年間にわたり、当社はシリコンとシステムの設計方法を根本的に進歩させる画期的なイノベーションへの投資に成功してきました。それでは、当社の収益の約 65% を占める設計自動化セグメントから始めて、画期的な DSO.ai 人工知能設計ソリューションに関するいくつかのハイライトを共有したいと思います。すでに 100 をはるかに超える商業生産設計で、DSO.ai はお客様に素晴らしい結果を提供し続けています。設計フローの複数のステップに同時に適用することで、数か月から数週間にかかる労力を削減しながら、同時に高いパフォーマンスと低い電力を実現します。顧客による採用は、幅広いプロセスノードおよび垂直市場にわたって加速し続けています。当社は、半導体トップ 10 社のうち 9 社が設計した製品をすでに生産しており、Samsung、Intel、MediaTek、ST Microelectronics など多くの顧客が目覚ましい成果を報告しています。

第 1 四半期には、モバイル、データセンター、メモリ設計など、業種全体で複数の追加導入が行われました。その一方で、当社は検証からテスト、カスタム設計に至るまで、機械学習機能を他の EDA ワークロードに拡張してきました。これらの新しいソリューションはすでにお客様の手に渡っており、優れた効果と期待を示しています。 DSO.ai の成功にとって重要なのは、その下にある強力な設計エンジンです。したがって、DSO.ai は、当社の EDA 製品全体で大幅なクロスセルと成長の加速も推進しています。具体的には、当社の Fusion Compiler の勢いは、幅広い市場分野および製造プロセスにわたって現れています。当四半期中、当社は、大手ハイパースケーラーでの重要な勝利や、大手モバイルプロバイダーでの 3 ナノメートルのノード設計など、複数の先進的なノード設計での勝利を達成しました。

Fusion コンパイルは、3 ナノメートル以下の高度なノード設計の 95% で使用されており、その大部分はシノプシスフローのみを使用しており、高価値のイノベーションの波に刺激されて、ハイパフォーマンスコンピューティングからハイパースケーラーまでの顧客がシノプシスへの依存を拡大し続けています。私たちのポートフォリオ。たとえば、当社のカスタムソリューションでは、第 1 四半期も引き続き市場の勢いが見られ、堅固な市場パイプラインにより同四半期に 9 つの新しいロゴを追加しました。これらの非常に複雑な設計はすべて、正しく動作するだけでなく、温度、電圧、製造上のばらつきなどの複数の条件やシナリオの下でも動作する必要があります。そこで当社の検証ツールが登場します。検証は基本的に際限のない問題ですが、当社の最先端のシミュレーション、エミュレーション、プロトタイピング製品は、最速のエンジン、最高の容量、最低の所有コストを備え、比類のない速度でこれらの困難な課題に取り組みます。

2022 年も記録的な年を迎え、ZeBu エミュレーション製品と HAPS プロトタイピング製品の両方でハードウェアの目覚ましい成長が続いています。この四半期、当社は世界最大級の半導体システムおよびハイパースケーラー企業として、Zibo EP1 および HAPS 100 ハードウェアによる大幅な拡張を達成しました。一方、チップレットベースの設計とも呼ばれるマルチダイシステム設計は、シリコンの複雑さのまったく新しい時代を切り開きます。第 1 四半期においても、3D IC コンパイラーを中心とした当社の差別化されたマルチダイソリューションは、トップの高性能コンピューティングチップサプライヤーおよび大手ネットワーキングシステム会社の生産テープアウトに導入され、強力な勢いを続けました。次に、デザイン IP の話に移ります。先ほども述べたように、デザイン IP は当社のビジネスの約 25% を占めています。

サードパーティ IP は、複雑さと重要性が増し続けるチップ設計のレゴブロックと考えてください。市場をリードする当社の IP ポートフォリオは、業界で最も広範であり、スマートエブリシング、マルチダイシステム、高速で安全な接続によって促進される、ハイパフォーマンスコンピューティング、自動車、モバイル市場での高い需要により成長を続けています。当社は技術的なリーダーシップを維持しながら、最先端の HPC およびモバイルアプリケーションにサービスを提供するために、3 ナノメートルおよび 4 ナノメートルプロセスの新しい高速インターフェイスでポートフォリオを拡大しました。自動車市場では、OEM や Tier 1 サプライヤーが現在独自のチップを開発しており、自動車グレードの IP ソリューションが強力に採用されています。一方、マルチダイシステムには、最先端のダイツーダイインターフェイス IP のまったく新しいポートフォリオが必要です。

最近導入されたユニバーサルチップレットインターコネクトエクスプレスの略称 UCIA プロトコルが標準の選択肢となっています。シノプシスは、大手ファウンドリの 3 ナノメートルプロセスノード上で最初の UC IE テストチップをテープアウトするという業界のマイルストーンを達成し、この分野をリードしています。シリコンマルチチップの増加と高速計算の推進により、ソフトウェアの世界では大きな進歩が可能になります。ここで、ソフトウェアインテグリティ部門について説明します。前述したように、この部門は当社の収益の約 10% を占めています。あらゆる垂直市場が非常に複雑なビッグデータ主導のシステムを開発しているため、セキュリティと安全性に対する要件は拡大し続けています。当社のソフトウェアインテグリティソリューションを使用すると、組織は、半導体やシステムから金融サービス、自動車、産業、健康などに至る幅広い業界にわたって、ソフトウェアのセキュリティと品質を向上および管理できるようになります。

これは引き続きマクロ環境から若干の警戒を感じる分野の1つですが、当社は複数年にわたる複数商品の取引と間接チャネルでの持続的な勢いにより、今年は良いスタートを切ることができました。当社は、企業がより包括的な洞察を獲得し、ますます堅牢なトップダウンのソフトウェアリスク管理を推進できるよう、マルチ製品プラットフォームの進化と強化を続けています。当社がクロスセルの機会を促進し、アプリケーションセキュリティテストプラットフォームを拡大し続ける中で、現在、2 つ以上のソリューションを購入した顧客がソフトウェアインテグリティの収益の大部分を占めています。要約すると、第 1 四半期は非常に堅実なスタートとなり、好調な財務結果を達成しました。当社は、23 年度の売上高が 14% ～ 15% 増加し、非 GAAP ベースの営業利益率が 100 ベーシスポイント以上拡大したことを改めて強調します。

当社は、2023 年度の非 GAAP ベースの EPS 成長率の見通しを 18% ～ 19% に引き上げます。マクロ経済の混乱が続いているにもかかわらず、当社のお客様は引き続きチップとシステムへの投資を優先しています。さらに、当社の回復力のあるビジネスモデルは、ほとんどのソフトウェア会社では珍しいレベルの安定性を提供します。一方、当社のポートフォリオ全体にわたる影響力の大きいイノベーションパイプラインは、技術的な差別化を推進するとともに、継続的なビジネス成長のための基盤を強固にしています。それでは、最初のシノプシス決算説明会に Shelagh Glaser 氏をお迎えしたいと思います。私たちは、財務、運営、拡張の経験と半導体業界への深い理解が、エキサイティングな成長目標を推進するシノプシスにとって大きな財産となるため、彼女を迎え入れることに興奮しています。

それでは、シェラグに引き継ぎます。

シェラグ・グレイザー:素晴らしい。 Aart さん、そしてこのような温かい歓迎をしてくれた Synopsys チームに感謝します。イノベーションと市場リーダーとしての長い伝統を持つ企業に加わることができて光栄です。私は、すべてがスマートな時代においてシノプシスを次の成長段階に導くために参加すること、そして投資コミュニティの皆様にお会いできることを楽しみにしています。当社は、当社の目標範囲の中間点を上回る売上高、35.2%の非GAAP営業利益率、そして当社の目標範囲の上限を上回る非GAAP利益を達成し、非常に堅調な今年のスタートを切ることができました。当社の第 1 四半期の結果は、当社の実行と、顧客とのコミットメントを拡大する強力なテクノロジーポートフォリオによってもたらされました。半導体業界の収益成長率が低下したにもかかわらず、堅調なチップおよびシステム設計活動と、回復力があり安定した時間ベースのビジネスモデルにより、キャンセル不可の受注残が 69 億ドルに達しました。

当社は引き続き自社の事業に自信を持っており、その結果、収益と非GAAP営業利益率の改善に関する2023年通期目標を再確認し、税率の低下により非GAAP EPSの通期見通しを引き上げます。次に、第 1 四半期の業績を確認します。特に明記されていない限り、すべての比較は前年比です。総収益は 13 億 6,000 万ドルになりました。 GAAP コストと経費の合計は 11 億 1,000 万ドルで、これにはリストラ費用約 4,100 万ドルが含まれます。非 GAAP 原価および経費の合計は 8 億 8,200 万ドルで、非 GAAP ベースの営業利益率は 35.2% となりました。 GAAP による 1 株当たり利益は 1 ドルでした。 75、非 GAAP ベースの 1 株あたり利益は 2.62 ドルでした。 Aart が述べたように、当社は事業の管理方法に合わせてセグメント報告を拡大しています。

第 1 四半期から、デザインオートメーション、デザイン IP、ソフトウェアインテグリティの 3 つのセグメントを報告するようになりました。デザインオートメーション部門の収益は、EDA ソフトウェアとハードウェアの両方が好調で、8 億 9,000 万ドルとなりました。 Design Automation の調整後の営業利益率は 38.9% でした。デザイン IP セグメントの収益は 3 億 4,400 万ドル、調整後の営業利益率は 34.2% でした。 Software Integrity の収益は 1 億 2,800 万ドル、調整後の営業利益率は 12.1% でした。当社は、2023 年に調整後営業利益率を増加させ、ソフトウェアインテグリティの 15% ～ 20% の収益成長目標を達成する予定です。現金に目を向けます。当社は 1 億 1,500 万ドルの営業キャッシュフローを生み出しました。私たちは現金のうち 3 億 600 万ドルを自社株買いに使用しました。当社は現金および短期投資が 13 億ドル、負債総額が 2,100 万ドルの目標で四半期を終了しました。

さあ、指導へ。 2023 会計年度の通期目標は、収益が 57 億 7,500 万ドルから 5 ドルです。 8,250億。 GAAP コストと経費の合計は 45 億 4000 万ドルから 45 億 9000 万ドルの間です。非GAAPベースの原価と経費の合計は38億1,000万ドルから38億4,000万ドルで、非GAAPベースの営業利益率は100ベーシスポイント以上改善されました。非 GAAP 税率は 16%。 GAAP 利益は 7 ドル。 1株あたり12～7.30ドル、非GAAP利益は1株あたり10.53～10.60ドル。営業キャッシュフローは約16億5,000万ドルで、これにはリストラ費用約4,000万～5,000万ドルが含まれます。次は第 2 四半期の目標です。収益は13億6,000万ドルから13億9,000万ドル、GAAPコストと費用の合計は10億8,500万ドルから11億5,000万ドル、非GAAPコストと費用の合計は9億1,700万ドルから9億2,700万ドル、GAAP利益は1株当たり1.62ドルから1.72ドル、非GAAP利益は2.45ドル。 1株あたり2.50ドルに。

結論として、私たちは今年非常に堅実なスタートを切ることができました。根底にあるマクロ経済環境は不安定ですが、当社は引き続き実行しており、年間では 14% ～ 15% の収益成長が見込まれています。非 GAAP ベースの営業利益率は 100 ベーシスポイント以上改善し、非 GAAP ベースの EPS は 18% ～ 19% 増加しました。当社の自信は、当社の革新的な技術ポートフォリオ、半導体サイクルを通じて投資を続けるお客様による継続的な設計活動、および当社の時間ベースのビジネスモデルの安定性と回復力を反映しています。それでは、オペレーターに質問を移します。

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