東京で軽飛行機が近所に墜落、3人死亡
東京(AFP)-日曜日、軽飛行機が東京の住宅地に墜落し、数軒の家に火が放たれ、当局者や地元メディアによると、3人が死亡、5人が負傷したと伝えられている。
公共放送NHKの報道によると、36歳のパイロットと乗客4人を乗せた航空機は、東京の調布空港を離陸直後の午前11時(日本時間午後2時)ごろに墜落した。
東京消防庁の広報担当者はAFPに対し、「事故には4人が巻き込まれ、うち3人は救助されたが、彼らの容態など詳しいことは分かっていない」と語った。
NHKは警察の話として、この事故で乗員2名と地元住民の女性1名が死亡、5名が負傷したと発表した。
時事通信は、乗員乗客の男性と操縦士の2人が死傷したと発表した。
報告を直ちに確認することはできなかった。
目撃者の女性はAFPに対し、「地鳴りが聞こえたので、最初は大型トラックが隣の家に衝突したのかと思った。その後、猛烈な煙を見た」と語った。
空港からわずか500メートルしか離れていない調布市の住宅街で、少なくとも住宅3棟と車2台が炎上した。
広報担当者や地元メディアによると、この衝突により近くの他の住宅の屋根も損傷したという。
墜落を目撃した地元住民は「かなり低空飛行したのかと思ったら、ドーンという音が聞こえた」とNHKに語った。
テレビ映像には、地獄と戦う消防士の姿や、車を押しつぶした飛行機の尾翼の残骸が映っていた。
また、学校、野球場、ショッピングアーケードの近くの墜落現場から黒煙が立ち上り、炎が住宅の1つと飛行機の前部胴体を飲み込む様子も映っていた。
82歳の女性は「空港に近い場所だが、まさか飛行機が墜落するとは思わなかったので驚いた」とNHKに語った。
地元メディアによると、単発プロペラ機は東京中心部から約100キロ南にある太平洋の伊豆大島に向け、1日の訓練飛行を行った。
「長年ここに住んでいて、軽飛行機の騒音には慣れているが、明らかに異常だった」と32歳の実業家、須永耕太郎さんは時事通信に語った。
地元メディアによると、警察は業務上過失致死の疑いで事故の捜査を開始した。
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